世界線移動とは!?世界線が変わったと感じる時
世の中には「世界線」という言葉に関して、複数の異なる意味が存在しています。ここでは、時空間・次元・パラレルワールドに関連した「世界線移動(世界線の変化)」の話を綴っています。
目次
世界線移動とは!世界線が変わったことの意味
「世界線」と類似した言葉として「パラレルワールド」「タイムライン」といったワードが存在しています。まあ、同義語として捉えても良いかと思いますが、それぞれに異なる特徴もある・・と私は理解しています。
世界線の移動とは!?
という話をする前に、「世界線・パラレルワールド」に関する一般的な概念・定義を簡単にご紹介しておきたいと思います。
パラレルワールド(世界線)の定義と概念
パラレルワールドとは、私たちが住む現実とは異なる世界が存在し、その世界が並行して存在しているという概念です。
これらの世界(平行世界)では、異なる歴史や出来事が展開している可能性があり、それぞれが独立して存在しいるのが特徴。パラレルワールドの概念は、主にフィクションやサイエンスフィクションで描かれることが多いですが、物理学や哲学の分野でも議論されて要素です。
パラレルワールド(世界線)の起源と歴史
パラレルワールド(世界線)の概念は、歴史上「物理学」「哲学」「SF(サイエンスフィクション)」の分野にて広く議論されています。この概念は、異なる選択や出来事が異なる宇宙や世界を生み出すという考えに基づいています。
1)物理学的視点
パラレルワールドの概念は、量子力学の多世界解釈に由来します。この理論では、すべての可能な結果が実際に起こるとされ、それぞれの結果が異なるパラレルワールドとして存在すると考えられます。
2)哲学的視点
パラレルワールドの概念に関して古くは、古代ギリシャの哲学者アンティステネスにまでさかのぼることに。彼は「もしも」の可能性を探求し、異なる選択が異なる結果を生むという考えを提唱しています。
3)SFの影響
SF小説や映画でのパラレルワールドの描写が世界線・パラレルワールドの概念を一般に広めることとなりました。例えば、映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」や「スター・ウォーズ」シリーズなどの影響が投影されていると言えます。
パラレルワールド(世界線)の理論:量子力学と多世界解釈
現代物理学の一分野である量子力学では、パラレルワールド(世界線)の存在が理論的に説明されています。
多世界解釈によれば、私たちが観測する現実は、無数の可能性の一つに過ぎません。量子の状態は、観測されるまで決定されず、すべての可能性が同時に存在するという考え方が示されています。
※例:シュレディンガーの猫
世界線の移動&パラレルワールドの移動とは!?
ここからは、私の自然観に基づく「世界線」の話となります。今回は
世界線の移動(パラレルワールドの移動)とは何か?
に関する話です。
「未来へ進む道」というのは一本道ではなく、私達は常に「道を選択する」ことによって未来へと向かっています。
別の言い方をすると
どの世界線(パラレルワールド)を進むのかを選択。世界線を移動しながら未来へ向かっている
ということです。
この「世界線の移動(もしくは世界線の変化)」には、下記4つのパターンが存在しています。
1)世界線の「分岐」
2)世界線の「合流」
3)世界線の「交差」
4)世界線の「ジャンプ移動」
1)世界線の「分岐」
「世界線」に関して、最もベーシック(起きる可能性がわりと高い)な要素が
世界線の分岐
です。
別の言い方をする
どの未来への道を選ぶのかの「選択」
を意味することとなります。
今歩んでいる道が複数に分岐。世界線(道)の選択することが、即ち「世界線の移動」ということとなります。
このケースでは、世界線の移動(選択)によって
たどり着く「未来」が異なる
のが特徴に。
2)世界線の「合流」
2つ以上の異なる世界線が「合流」することによって、世界線の変化が生じます。
今まで、歩んでいた世界線に新たな世界線が加わることで、別の世界線が誕生する・・・そんなイメージとして捉えていただいてもOKです。
世界線の「合流」の特徴は
「過去(歴史)」の出来事に変化が起きる
ということ。
今まで、真実として語られていた歴史(過去)が覆るといった出来事が生じます。例えば、既に亡くなっていると認識されていた人が、世界線の「合流」に伴って、まだ生きているという事実へと変化する・・・そんな出来事が起きたりします。
3)世界線の「交差」
今歩んでいる世界線と別の世界線が「交差」することがあります。高速道路のジャンクションをイメージしていだたければと思います。
世界線の「交差」は同時に「分岐」と「合流」の両方の要素を含むことがある
のが特徴となります。
もうひとつ、「分岐」「合流」の特徴は現れずに、今まで歩んでいた世界線をそのまま歩み続ける(あまり目立った変化は無し)という選択肢も存在
しています。
ある意味、世界線の移動において、一番複雑な状況となるのが「世界線の交差」なのです。
4)世界線の「ジャンプ移動」
交わることなく、平行して存在している世界線(パラレルワールド)の間を飛び越えて移動することを
世界線の「ジャンプ(移動)」
と称しています。
移動後の世界線が移動前の世界線と同じ未来へ向かっている場合もありますが、「過去」も「未来」も全く異なっているケースも存在しているのが特徴に。
世界線の移動の中で、最も衝撃的な変化を感じやすいパターンとなります。