「GCR/RV関連情報」イラク関連動向！？銀行システムのデジタル化促進
GCR/RVに関連した、今週のイラク国内動向に関する情報を共有させていただきます。
目次
現地時間9月21日・22日注目のイラク国内動向！？
※追記（9月23日）：現地時間9月21日・22日イラク国内での注目出来事を追記いたします。
イラク中央銀行総裁「アル・アラク」から注目すべき下記2要素に関する発言がありました。
１）イラク地方銀行における新たな取り組み「他通貨の取引導入」
２）商取引における米ドル依存度の低下と低額紙幣導入プロジェクト
１）イラク地方銀行における新たな取り組み「他通貨の取引導入」
イラク中央銀行が「一般市場の米ドル増大を防ぐための措置」として、地方銀行（口座）にて新たなメカニズムを導入したことを発表しています。
今までイラクの地方銀行では「イラクディナール」と「米ドル」のみを口座対象通貨となっていたのですが、更に
中国人民元、インドルピー、ユーロ、UAEディルハム
を追加する仕組みを構築したとのことです。
この措置によって
地方銀行の商取引における米ドル依存度の低下
をもたらすことに成功したとのことです。
２）商取引における米ドル依存度の低下と低額紙幣導入プロジェクト
現地時間9月22日、アル・アラク総裁（イラク中央銀行総裁）は
商取引における米ドルへの依存度の低下を確認した
との発表を行いました。
前項内容も含めて、様々な米ドル排除（米ドル依存からの脱却）の施策が実を結んできているということです。
また
イラクディナールの低額紙幣導入（ゼロを削除するプロジェクト）は継続的に見直しと研究が進められている
ことにも言及しています。
イラクディナールのRV（通貨価値再評価＆為替レート変更）を実行する上で重要な「米ドル依存度の低下」
今回のイラク中央銀行総裁アル・アラクの発表からあらためて確認することができるのが
イラクディナールの為替レート変更＆低額紙幣導入は既定路線にて推進されている
イラクディナールのRV（通貨価値再評価＆為替レート変更）を実行する上で市場における米ドル依存度を低下させることが重要な課題となっている
ということです。
実際、ここまでイラク政府＆CBI（イラク中央銀行）はイラク国民に向けて、繰り返し
イラクディナールを所有＆活用するように
イラクディナールの低額紙幣を導入する予定ですよ
ということを告げています。
イラクディナールの為替レート変更＆低額紙幣導入を行った時に、国民が慌てないように、損をしないように（米ドル所持による損失）と諭しているわけです。
「GCR/RV関連情報」今週（9月15日～21日）のイラク国内動向！？
イラクで推進されている「GCR/RV」は表舞台における現実的（物理的）な環境整備の段階を歩んでいます。
RV（通貨価値再評価）は単に一国の金融政策ではなく、Ｑプラン要素です。
必然的にRV（通貨価値再評価）の実施タイミング（具現化時期）は、イラク国内事情だけでなく、Ｑプランの観点から決定される要素となります。
とは言え、イラク国内での現実的（物理的）な環境整備が整わないとRV（通貨価値再評価）を実施することが出来ないのも事実。
地球アライアンスによる作戦上の決定
イラク国内の 現実的（物理的）な環境整備
の2要素がRV（通貨価値再評価）を具現化する上での両輪となっています。
当たり前のことですが「地球アライアンスによる作戦に関連する情報」を得るのは至極困難なこと。
ゆえに、現時点にてRV（通貨価値再評価）具現化の道のりを見極める上で重視すべきなのは「イラク国内の現実的（物理的）な環境整備状況」を把握・検証することとなります。
今週（9月15日～21日）のイラク国内動向にて注目すべき要素となるのが
銀行システムのデジタル化促進（具現化）
に関する動きです。
イラク最大の銀行「ラファダイン銀行」によるデジタル化始動！？
先日、イラク最大の銀行「ラファダイン銀行（Rafidain Bank）」から下記のような発表がありました。
ラファダイン銀行の42支店にて包括的な銀行システムの活性化を成した
という内容です。
ラファダイン銀行には現在「165支店」があるようですので、主要な基幹支店を対象にプロックチェーン技術を活用した新たな銀行システム（デジタル化）の導入・運用を開始したということと理解しています。
これは別の言い方（Ｑプラン視点）をすると
イラク最大の銀行「ラファダイン銀行」にてQFS（量子金融システム）の導入・運用が開始された
ということ。
イラク国内でのRV（通貨価値再評価）実現に向けた環境整備がまたひとつ整ったことになります。