「GCR/RV関連情報」イラク国内で開始された公の告知!?
現在「GCR/RV関連(イラクディナール関連)」の動き(情報)は静観すべきと判断しており、基本的にスルーしているのですが、今週、イラク国内で注目すべき動きがありましたので、備忘録として綴っておきたいと思います。
目次
今週(イラク時間7月15日~)イラク国内で起きた注目の出来事!?
イラク国内の限定的な一部地域での出来事なのか、それとも全国に渡る出来事なのかなど真偽を含めた実態確認に時間を費やしておりました。
今週(イラク時間7月15日~)イラク国内(ほぼ全域)にてテレビコマーシャルという形でイラク政府からイラク国民へ向けての通知がありました。それが
自国通貨(イラクディナール)の「ゼロ削減(低額紙幣導入)」
に関する内容です。
イラク政府はイラク国民を教育中(情報共有)!?
「イラクディナールのゼロ削減(低額紙幣導入)」の方針に関しては、以前からイラク政府&イラク中央銀行から繰り返し話が成されています。
何故、ゼロ削減の方針が決まったのなら早く実行に移さないのか?
と疑問に思っている人々も少なくないようですが・・・。今回イラク政府が「テレビコマーシャル」という形でイラクディナールのゼロ削減(低額紙幣導入)の情報共有を始めたことから明らかとなったのが
イラク政府は、まずイラク国民に対して「ゼロ削減(低額紙幣導入)の意図・メリット・デメリットなど」の教育を徹底したい
と考えているということです。
*何のために「ゼロ削減(低額紙幣導入)」を行うのか
*ゼロ削減は単なる新紙幣の導入ではない
*「ゼロ削減(低額紙幣導入)」の背景にあるイラクディナールの価値再評価
など
をイラク国民にしっかりと認識してもらってからでないと「ゼロ削減(低額紙幣導入)」の効果が薄れる&混乱を引き起こす可能性があるとイラク政府は考えているのではと。
そのために今週(イラク時間7月15日~)からイラク国民の意識向上キャンペーンが始まったのではと捉えています。
イラク以外のいくつかの国でもCMキャンペーンが行われている
実は、当該CMはイラク国内だけでなく、いくつかの国でも放送されている模様です。
当初は「イラク以外の国に対するイラクディナール価値再評価の告知」を目的としているのか?とも思いましたが、情報検証をする中・・どうやらシンプルに
国外にいるイラク国民に対する通知・キャンペーン
が目的となっているとの判断に至っています。
イラク国民の「低額紙幣導入」への理解がポイントに
今回の出来事を通じて、あらためて感じたのが現実的な課題として
イラクディナールのRV(通貨価値再評価)&低額紙幣導入を行うためには、イラク国民の理解が必須である
とイラク政府は考えているということです。
ここまでのQプラン全体の流れからか考えても、Qプラン要素を実施した(具現化)時に
国民にパニック(混乱)が生じないようにする
こと最優先事項(共通認識)となっていることが感じ取れます。
イラクディナールRV(通貨価値再評価)に関しても、同様だということですね。