銀(Silver)の使用用途の変化!工業から金融へ!?

GCR/RVを成す上で欠かすことのできない貴金属(金・銀)はQプランの進行と共に価値を高めています。
銀(Silver)の価値変化!?


「金(GOLD)」と比較して「銀(Silver)」は長年、貴金属としての価値が低く評価されています。
反面、「銀(Silver)」は「金(GOLD)」よりも実用性が高く。貴金属としての価値をベースにした装飾品以外にも【素材・触媒】として多くの用途に活用されています。
具体的には下記のような用途に使用されています。(一例)
●工業用途
*電子機器:銀は優れた導電性を持つため、スマートフォンやコンピューターの回路基板、接点などに使われています。
*太陽光発電:銀の高い反射率と導電性を活かし、太陽電池の材料として利用されています。
*電池:銀酸化亜鉛電池は長寿命で高い電圧を維持できるため、医療機器などに使われます。
●医療用途
*抗菌作用:銀イオンは強い抗菌性を持っているため、創傷治療や医療用消毒剤に活用されています。
*銀繊維:銀を含む繊維は抗菌・防臭効果があり、スポーツウェアや医療用衣類に使用されます。
●装飾・貨幣用途
*ジュエリー・アクセサリー:美しい光沢を持つため、指輪やネックレスなどの装飾品に広く使われています。
*貨幣:昔から銀貨として流通し、現在でも一部の国で記念硬貨として利用されています。
●化学用途
*触媒:化学反応を促進する触媒として、特定の工業プロセスで使われています。
*写真フィルム:かつて銀化合物が写真フィルムの感光剤として使われていました(現在はデジタル化の影響で減少)。
銀(Silver)の需要が工業用途から金融用途へ


Qプラン(GCR/RV)の推進と共に「銀(Silver)」の需要に変化が表れてきています。特に今年(2025年)になってから
銀(Silver)の需要が工業用途から金融用途への変化
してきています。
Qプランの流れに沿った変化と言えるものと感じており、数年前にも銀(Silver)の需要が急激に高まった期間がありました。
その時は「Qフォンなどの製作」が急ピッチで推進されていた時期でQフォンなどの素材(工業用途)として銀の需要が高まっていたと考えています。
その後、Qフォン製作が一段落を迎えると共に銀の需要は一度平常に戻っています。
しかし、今年(2025年)になって再び、銀の重要が上昇傾向に。その要因となっているのが
銀(Silver)の貨幣利用(銀貨、銀に裏付けされたデジタル通貨など)
が急速に進展しているからなのではと推察しています。
銀(Silver)関連TOPICS!アラブ首長国連邦中央銀行(CBUAE)が記念銀貨を発行


銀(Silver)の金融用途(貨幣)の動きとして、先日、個人的に注目している出来事がありました。それが
アラブ首長国連邦中央銀行(CBUAE)がドバイ銀行のゴールデンジュビリーを記念して7,000枚の記念銀貨を発行した
ということです。
アラブ首長国連邦中央銀行(CBUAE)がドバイ・イスラム銀行(DIB)のゴールデンジュビリーを記念して1975年の設立以来の銀行セクターでの業績を称えるために、7,000枚の記念銀貨を発行したもので、発行額は50グラム×2,000枚、20グラム×5,000枚です。
まあ、表面的には「記念銀貨の発行」であり、発行枚数も少ないので、もちろん銀の価値変動などに直結した話ではありません。
ただ、詳細は割愛しますが
アラブ首長国連邦中央銀行(CBUAE)が「金(金貨)」ではなく「銀(銀貨)」を選択したこと
他国でも銀貨の新規発行が増えていること(因みに日本でも2025年日本国際博覧会記念貨幣や国立公園制度100周年記念貨幣などの記念銀貨の発行が予定されています)
などといった背景を踏まえ
銀(Silver)の金融用途への利用が促進されている
ことがわかります。