「GCR/RV関連情報」イラク国内でのRV推進状況(5月3日時点)
「RV(通貨価値再評価)」の中心的(先導的)な位置づけとなっているのが「イラク(イラクディナール)」です。
目次
RV(通貨価値再評価)の中心的な役割を担っている「イラク(イラクディナール)」の進捗状況!
Qプランにおいて、現在多くの人が注目しているのが「 RV(通貨価値再評価) 」です。(まあ、個人的には・・あまり注目はしていませんが(苦笑))
そんな RV(通貨価値再評価)の先導的立ち位置として注目を浴びているのが「イラク」であり、同国通貨の「イラクディナール(IQD)」となっています。
何故「イラク(イラクディナール)」がRVの中心地となっているのかというと、全世界の通貨の中で
最も不当に価値を抑制されているのが「イラクディナール(IQD)」
だからです。
イラク(IQD)RV動向を理解する上での知っておきたい「複数為替レート」の存在!?
イラク(イラクディナール)RVの動きは、とても複雑な状態となっています。それは「アライアンス側の戦略的な意図」と「特徴的なイラク国内事情」が重なり合っているからです。
複雑なイラク(イラクディナール)RV動向を理解する上で知っておきたいのが
イラク国内での「複数為替レート(取引)」が存在している
ことです。
現状として、イラク国内では下記4種類のイラクディナール為替レートが存在しています。
1.公式為替レート(イラク中央銀行が示している為替レート)
2.実質為替レート(イラク政府が推進中の為替レート)
3.市場為替レート(一般市場の中で国民が取引している為替レート)
4.闇市場為替レート(闇ブローカーによる取引為替レート)
1.公式為替レート(イラク中央銀行が示している為替レート)
「公式為替レート」はイラク中央銀行(CBI)が公式に掲示している為替レートです。
最終的には、この公式為替レートにてRV(通貨再評価)後のIQD為替レートが表示されることとなります。
ただ、当該「公式為替レート」が現時点でのイラクディナールRV状況を正確に表しているのかというと・・・そうではないのが実情(苦笑)。あくまでも、表向きの対応としての表記と捉えるほうが実情に沿っているのではと思っています。
因みに、現時点(5月3日)での公式為替レートは
1米ドル:イラクディナール(IQD)=1:1310
となっています。
以前は「1:1470」でしたので、公式為替レート上でも第一段階のRV(通貨再評価)が実施済みとなります。
2.実質為替レート(イラク政府が推進中の為替レート)
イラク中央銀行が公表している「公式為替レート」とは別に、イラク国内にてイラク政府が「貿易取引」「各種経費(公務員人件費など)」などで推進しているのが「実質為替レート」となります。
実際には裏舞台での動きですので、なかなか正確な実情を把握するのが難しい要素となっています。
イラク国内RV(通貨再評価)の実態(最先端)が実質為替レートに表れている
と考えています。
因みに、実質為替レートに関しては、様々な情報が入り乱れている状況。ゆえにRV関係者の共通認識とはなりませんが、私としては現時点(5月3日)での実質為替レートは
1米ドル:イラクディナール(IQD)=1:1131
と理解しています。
※すでに「1:1」に近い為替レートで動いているという情報も散見されています。
3.市場為替レート(一般市場の中で国民が取引している為替レート)
もともとイラクでは、イラクディナールの価値が低かったため、イラク国内の一般市場では「米ドル」での取引(買い物など)が主流となっていました。
それゆえに、イラク中央銀行が示している「公式為替レート」とは別にイラク国内市場で公式為替レートよりも低価値で取引されている「市場為替レート」が存在しています。
日々のレート変化が激しく、ここまでは
1米ドル:イラクディナール(IQD)=1:1450~1520
にて変動していました。
しかし現在、イラク政府によるGCR/RV施策が推進。イラク政府から「米ドルを排除して、イラクディナール利用をするように」といった指導のもとイラクディナール利用が主へと転じている状況。
イラク政府は「イラクディナールの価値が高いこと(RV実施)」をイラク国民に対して積極的に通知・アピール
「米ドルの排除」と「市場為替レートを実質為替レートに近づける」こと
が進められています。
4.闇市場為替レート(闇ブローカーによる取引為替レート)
イラク国内では、イラクディナールのRV(通貨再評価)を念頭に儲けようとする「イラクディナールの売買を手掛ける闇ブローカーたち」が存在しています。
そんな闇ブローカーたちが暗躍しているのが「闇市場」であり、そこで取引されているのが「闇市場為替レート」となります。
イラクディナールRV(通貨再評価)の動向は「実質為替レート」で見極める!?
イラクディナールのRV(通貨再評価)に関して、「RVが実施された」「RVが進んでいない」「新しい為替レートが確認された」など相反する情報が日々入り乱れているのは、先に示した
4種類の為替レートが存在していること
が主なる要因となっています。
「公式為替レート」ばかりを追っていたら、「イラクディナールのRVが進んでいない」と感じてしまうかもしれません。
逆に「闇市場為替レート」の情報を掴んでしまったら、そこで公式為替レートよりも遥かに高い価値の為替レート取引があったことを知り、「RVが一気に進んだ」と勘違いしてしまう人もいるはずです。
一般国民(イラク国民)の生の声こそ(実生活上の情報)が真実だ・・・と思いこんでしまうと、公式為替レートよりも低価値での取引状況から「RVは進んでいない」と思ってしまうことに。
いずれも正しい判断ではないわけです。
基本的に
イラクディナールRV(通貨再評価)動向は「実質為替レート」で見極める
ことが大切なポイントとなります。
イラク&イラクディナールRV関連の最新状況!
現時点(5月3日時点)までの「イラク&イラクディナールRV関連情報」にて、私が精査の上、事実(真)と理解している重要な要素が下記となります。ご参考に。
1)現在イラク従業員(公務員?)の給料はイラク全土にて「イラクディナール」で支払われています。(米ドル排除とIQD価値アップを示す出来事)
2)イラク政府からの告知により、イラク国民(全土かどうかは不明)はイラクディナールが新しい価値(高価値)を有していることを知っています。
3)先日、イラク政府はイラク国内の外国人労働者への給与の支払いはすべてイラクディナールで実施すること。さらに今後すべての税金と保険はイラクディナールで支払わなければならないことを発表しました。
イラクの「予算法」可決とRV(通貨再評価)との関係!?
現在、イラク動向にて注目されているのが「予算法の可決有無」という出来事です。
それはイラクディナールのRVを実施する上で「当該予算法の可決が必要要素となっている」と考えられているからです。
現在、イラク議会にて予算法の最終審議が行われている状況。その動向が注目されているわけです。
ただし、これはあくまでも表向きの話。実際には実質的に
「予算法」は可決されている
と言う見方があり、私もその考え方に沿っています。
表舞台(イラク議会)で何カ月にも渡って「予算法」の審議が何度も延期される形で続いているのは、単に
アライアンス側からのイラクディナールRV発表OKの指示・タイミングを待っているだけ
と考えています。
ゆえに、私は現状のイラク議会でのやり取り(動向)はあまり気にしていません。(おそらくは、米国国民の目覚め待ちなので。)