「GCR/RV関連情報」イラク国内での金融関連3つの注目要素(出来事)

雑談&その他情報

「GCR/RV関連情報」イラク国内での金融関連3つの注目要素(出来事)

直近のイラク国内での「GCR/RV」に関連した注目要素(出来事)を検証を踏まえてご紹介。

イラク国内で起きた金融関連の出来事(情報)

イラク国内で起きた金融関連の出来事(情報)

イスラエルとパレスチナ(ハマス)紛争が起きて以降、想定通りにイラク国内でのRV関連(為替レート変更など)の動きが活発化しています。

イスラエル紛争は偽旗作戦ですので、その目的の一つとしては「何か別の動きの目くらまし」があると考えられます。

そんな目くらましの対象となっているのが

GCR/RVの動き(主にイラク国内でのRV)

だと考えています。

先日取り上げた出来事(下記記事内容)もそんな動きの一要素です。

イラク国内の出来事&情報を捉える上では注意が必要。「事実」「間違い・勘違い」「意図的な嘘」「観測気球的な情報」などが常に同時存在している状況だからです。

ですから、本当は何か新たな出来事が起きたり、情報が発信されたとしても、その内容をそのまま伝達してはいけないのですが・・・残念ながらSNS上などでは情報の受け流しが横行しています。

元情報(出来事)に対して、検証と見解が付加された発信(情報)となっているかどうか

を基準にして、情報の取捨選択を心掛けていただければと思っています。

少々話が横道にそれてしまいましたので、話を戻しますが(笑)

私なりに検証が出来た「3つの出来事(情報)」が下記となります。

1)イラクの「金融国境閉鎖」

2)イラク中央銀行内部での「IQD新為替レートの決定」の真偽

3)イラク国内の一般市場取引での「IQD為替レートの大きな変動」

1)イラクの「金融国境閉鎖」 !?

イラクの「金融国境閉鎖」 !?

数日前に、イラクにて「金融国境の閉鎖」が実施されたのでは??という話(情報)がありました。

その情報源(要因)となったのが

イラク(政府・中央銀行)がウエスタンユニオンという国際送金サービスを一時拒否(一時停止)した

という内容です。

当該情報に関して、私の検証結果としては

ウエスタンユニオンという国際送金サービスを一時拒否したのは事実ですが、「国際送金」は他にも手段が存在しており、現時点(10月14日時点)ではイラク国内の全面的な「金融国境閉鎖」には至っていない

と判断しています。

1-1)「金融国境閉鎖」が重視される理由とは!?

「金融国境閉鎖」が重視される理由とは!?

「RV(通貨価値再評価、為替レート変更)実施」において、何故「金融国境閉鎖」が注目されているのか?その大きな理由の一つが

過去クウェートで実施された「自国内単独での通貨価値再評価(RI)」の予兆(事前準備)として「金融国境閉鎖」が行われていた

からです。

大幅に自国通貨の為替レートを変更する時には、一時的に外国との金融取引(送金など)を停止することは、とても理にかなった出来事。

それゆえに、今回、イラクで起きた「 ウエスタンユニオンという国際送金サービスの一時拒否 」が注目されることとなったわけです。

2)イラク中央銀行内部での「IQD新為替レートの決定」の真偽

2)イラク中央銀行内部での「IQD新為替レートの決定」の真偽

イラク中央銀行内部からの情報(漏れ出た情報?)として

イラク中央銀行内部(理事会など)でイラクディナールの新たな為替レート変更が承認された(レート変更があった)!?

という話がありました。

さすがに、内々の話ですので直接的に真偽を確認する手段はありません。

ただ、異なる視点のイラク国内の金融関係者情報を検証すると「イラク中央銀行内部で内々にIQD新為替レートが行われた」と考えている人が多いことがわかりました。

その根拠のひとつとなっているのが、イラク中央銀行総裁から

イラク中央銀行(CBI)の取締役会が新しい為替レートを発表する予定である

との発言があったことです。

普通に考えると、 イラク中央銀行総裁が語った話なわけですが決定的な内容と思えるわけですが・・・過去の体験から言うと、「そうとは限らない」(苦笑)というのが実情なのです。

イラク中央銀行総裁に限らず、イラク首相などの発言が結果として事実ではなかったということが度々あるからです。 (苦笑)

*観測気球的な発言

*WHが関連した意図的(目的を持った)なフェイク

がたまにある・・というのが私の理解です。

ゆえに現時点での私の捉え方としては

「7(事実):3(間違い)」程度の比率で当該情報は事実なのでは!?

と考えています。(期待を持っても良い範囲ということです。)

3)イラク国内の一般市場取引での「IQD為替レートの大きな変動」

3)イラク国内の一般市場取引での「IQD為替レートの大きな変動」

ここに来て、突然イラク国内の一般市場取引にて混乱が生じている(為替レートの大きな揺れ動き)のは、事実のようです。

一般市場でのイラクディナール為替レートに変動が生じています。一方向への変化ではなく、相反する動きを含めた変動となっていますので、現時点では、その要因を絞り込むことは出来ていません。

ただ、複数情報から推察・検証すると当該混乱の主要因となっているのが

イラクディナールのRV(為替レート変更)が起きるのでは!?とイラク国民が感じ始めた

なのではと考えられます。

まあ、前項「2」でお話した内容(イラク中央銀行総裁からの発言など)もイラク国民に伝わっているわけですからね。

現在、イラク国内(国民間)で様々な憶測を含んだ話が入り身だけているものと推察されます。

ゆえに、現時点で今回の出来事(一般市場でのイラクディナール為替レートに変動)はイラクディナールRVの直接的な兆候とは言えないのではと判断しています。

まとめ

今回ピックアップした「3つの出来事」に関して「イラクディナールのRV(為替レート変更)」の期待が持てる情報と直接的には予兆とはならない情報が含まれていることがわかりました。

今後も「真偽」「期待あり・なし」が混在した情報&出来事が複数生じてくるものと考えています。