GESARA要素!ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)
GAEARA要素は既に具現化を始めています。現時点で具現化には至っていなくともトランプ大統領及び宇宙テクノロジーを開示・広める役割を担っているイーロン・マスク氏が公言している要素も増えています。
今後、そんな具現化&公言されているGESARA要素に関する情報(現状)をご紹介。今回は「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)」の話です。
目次
ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)
ユニバーサル・ベーシックインカム(Universal Basic Income:UBI)は、地球人類の奴隷化(お金に縛られた人生)からの脱却を成すための重要な施策(GESARA要素)です。
ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)とベーシックインカム(BI)は、どちらも国民に無条件で一定額の収入を支給する政策を指しますが、微妙な違いが存在。まずは簡単にUBIとBIとの違いを記しておきたいと思います。
ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)とは!?
●無条件で支給:UBIはすべての国民に無条件で支給されます。収入や労働状況に関係なく、誰でも一定額の収入を受け取ることができます。
●普遍的な支給:UBIは「ユニバーサル」という名の通り、すべての国民に対して普遍的に適用されます。これにより、社会全体にわたる貧困の削減や経済の安定を図ります。
●目的:主な目的は、貧困の撲滅、経済的な安定、社会的公平の向上です。また、労働市場の変化(主にAI普及)に対応するためのセーフティネットとしても機能します。
ベーシックインカム(BI)とは!?
●条件付きの支給:BIは基本的に無条件で支給される収入を指しますが、実際の実施方法や政策によっては条件が設けられることがあります。例えば、一定の収入以下の人々に限定される場合もあります
●選択的な支給:BIは必ずしも全員に普遍的に支給されるわけではなく、特定のグループや条件に基づいて支給されることがあります。
●目的:貧困削減や社会福祉の改善を目指す点ではUBIと共通していますが、BIはより特定の問題に焦点を当てている場合があります。例えば、失業者や低所得者層への支援として導入されることが多いです。
イーロン・マスク氏がユニバーサル・ベーシックインカムの必要性を公言
イーロン・マスク氏は宇宙アライアンス(銀河連合)と繋がりのある人物(宇宙アライアンスの一員)。トランプ新政権では政府効率化省(DOGE)を率いることとなりました。
そんなイーロン・マスク氏は10年以上前からユニバーサル・ベーシックインカム(Universal Basic Income:UBI)の必要性を公言しています。
イーロン・マスク氏は、「AIが普及した人間社会」の到来を念頭にした視点から、ユニバーサル・ベーシックインカムの必要になると語っています。
2020年7月のX投稿(ポスト)では、ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)に関して下記のような発信をしています。
私はユニバーサル・ベーシックインカムに賛成だ。政府の目標は国民の幸福を最大化することだ。国民一人一人にお金を与えることで、国民は自分のニーズを満たすものを自分で決めることができる。
利己的な特別な利益を生み出す法律という強引な手段ではない。景気刺激策を実施するとしたら、消費者への直接支払いだけにするべきだ。
今年2024年5月にフランスのパリで行われた「技術展示会 ヴィヴァテック (VivaTech)」ではユニバーサル・ベーシックインカムを念頭にした下記のような発言をしています。
良き未来のシナリオでは、おそらく我々は誰も仕事を持たなくなるだろう(仕事が任意となるという意味)。誰もが高所得を得られるだろう。商品やサービスに不足はなくなるだろう。
コンピューターやロボットが何でもできるようになったら、自分の人生に意味があるのだろうか。私はAIに意味を与えるという意味で人間の役割はまだ残っていると思う
このシナリオが機能するためには「ユニバーサル・ハイ・インカム」が必要だ。
気になる新ワード「ユニバーサル・ハイ・インカム」
2024年5月の技術展示会 ヴィヴァテック (VivaTech)でイーロン・マスク氏が発言した「ユニバーサル・ハイ・インカム」というワードは、初めて耳にする言葉でした。
ユニバーサル・ハイ・インカムの具体的な内容は語られていませんでしたので、現時点ではユニバーサル・ベーシック・インカムと何が違うのかはわかりません。
ただ、一連の話の中で「ユニバーサル・ハイ・インカム」と共に
誰もが高所得を得られるだろう
との発言があったことは、良い意味で気になっています。
イーロン・マスク氏はユニバーサル・ベーシック・インカムを更に発展した施策イメージが有しているのではと思っています。
世界各地で実施中のベーシック・インカム実証実験
世界各地でベーシック・インカムの実証実験(ユニバーサル・ベーシック・インカム導入を念頭にした)が始まっています(稼働中)。
まだ実証実験中ながら、早くも検証結果が表れ始めている模様。一例をご紹介したいと思います。
ミネソタ州ミネアポリス市はベーシックインカム保証制度
ミネソタ州ミネアポリス市では2023年からベーシックインカム保証制度(Guaranteed Basic Income :GBI)を試験的に導入。一年後の時点で早くも、明るい見通しが立つ結果が報告されています。
ミネアポリスでは2023年から、200の低所得世帯に毎月500ドル(約7万5000円)を無条件で支給しています。
ミネアポリスでの2年間の調査のうち、1年が経過した時点で、研究者と主催者から
毎月の支払いによって受給者の労働が減ったという証拠はない。
という中間報告を行っています。
研究者は他にも
研究に参加していない同市内在住の同じ貧困状態の世帯に比べて、「精神的健康状態が良好で、経済的に安定しており、食料安全保障が高い」ことを発見した
受給者は家賃や食費といった毎月の主要な支出にGBIの支給額(典型的な受給者で年収の約3分の1増に相当)を使っている。一般的な懸念となっている、受給者の就労意欲を減退させるという証拠は見いだせなかった
といった検証結果を語っています。