既存銀行の終焉:銀価格高騰が引き金となる“紙の金融”崩壊シナリオ!?

先日「銀価格の「見えない天井」は崩れ始めたのか !?バーゼルIIIが奪った“永遠の価格抑制”という力」という記事にて、銀価格の高騰理由についてお話させていただきました。
今回はQプランの視点も加えて、今も高騰し続けている「銀価格(価値)」が既存金融機関(銀行)の終焉に繋がる・・・そんなシナリオに関する情報を共有させていただきます。
目次
銀の価値高騰によって顕在化してきた「銀行の弱点」


現在、銀価格の上昇が続いています。銀の価値再評価に対して「投資」の観点から注目している人が多いようですが・・・本質的な問題は「価格が上がっていること」そのものではありません。
問題の核心は、銀市場が長年にわたり“実物以上の取引”を前提に成り立ってきたという金融市場構造(金融機関の仕組み)にあります。
市場で取引されている銀の多くは、延べ棒やコインといった現物ではなく
先物取引やETF、預かり証といった「紙の上の契約」
となっています。
つまり、金融機関(銀行)は“銀を保有している前提”で信用取引(何度も売買)されてきましたが、実際には銀行の倉庫に眠る銀の量は、取引量を大きく下回っていると考えられています。
銀(SILVER)の価格上昇が引き金となる「現物回帰」


銀価格が安定している間はこの仕組みは問題視されにくいものでした。多くの投資家は、契約上の利益が得られれば満足し、現物を要求する必要がなかったからです。
しかし価格が高騰し始めると、状況は一変します。
「本当に銀を持っているのか?」
「紙ではなく、現物で受け取りたい」
こうした意識が市場に広がり、現物引き渡しの請求が増えていきます。この瞬間、紙の銀と現物の銀の差が、はっきりと可視化されることになることに。
実際、市場では銀の需給バランスが大きく崩れています。米国の造幣局では現物銀(silver)の入手困難となってきていることから「銀製貨幣の一時製造停止」を決断・発表しています。
銀を保有していない銀行の構造的リスク


銀取引に関与する銀行や金融機関の多くは、実際には契約量に見合う現物銀を保有していません。これは、銀行預金の仕組みと似ています。
すべての預金者が同時に現金を引き出せば、銀行は対応できません。同じことが銀市場でも起きる可能性があるのです。
もし多数の投資家が同時に現物銀の引き渡しを求めた場合、金融機関は「約束した銀を渡せない」という事態に直面することとなります。
カバール(DS)が構築した信用創造の仕組み(紙幣と貴金属)が今、崩壊へと向かっている
わけです。
契約不履行がもたらす信用崩壊


現物の引き渡しができないという事実は、単なる在庫不足では終わりません。それは契約不履行であり、金融機関の信用そのものを揺るがします。
銀価格が高騰している局面では未履行による損失額は急激に膨らみ、自己資本では吸収できないレベルに達する可能性があります。
その結果として一部の金融機関が破綻すれば、取引先、他行、市場全体へと不安が連鎖し、銀行の廃業や統合へ追い込まれるケースが想定されることに。
何故「銀」が金融システムの試金石となるのか!?


今まで、Qプラン上「金(GOLD)」の方が注目を浴びていました。「銀の価値再評価」も示されていたわけですが、主には投資の観点から注目されている状況に留まっていたと感じています。
しかし、ここに来て「銀(SILVER)」がDS銀行の崩壊・終焉を演出する要素として浮上してきたこととなります。
銀(SILVER)は金(GOLD)と比べ、市場規模が小さく、工業用途への依存度が高い金属です。半導体、太陽光発電、EVなど、需要は年々増加していますが、採掘量を急激に増やすことはできない状況なのです。
そのため、わずかな需給の変化でも価格が大きく動きやすいという傾向があります。それゆえに
銀は、紙の金融システム(信用創造システム)の弱点を露呈させやすい存在
となっているのです。
Qプランの銀行&信用創造システム崩壊のシナリオの一つとして「銀の価値再評価(銀の価格高騰)」が加わったと捉えています。









