GCR/RV関連情報!イラク&債権償還動向

今月(4月)初旬に米国の相互関税政策が始動して以降、RV(通貨価値再評価)に関連した動きも活発化しています。
イラクとアラブ首長国連邦の証券取引所の連携


先日、イラク証券取引所とイラク証券委員会は、アラブ首長国連邦のアブダビ証券取引所(ADX)と戦略的覚書を締結。Tabadulデジタル取引プラットフォームに参加することとなりました。
当該出来事は、イラクディナールのRV(通貨価値再評価)を具現化するための重要な牽引力となる動きです。
そこには下記2つの意味があります。
1.イラク(証券市場など)が完全に国際化されている(国際社会へ復帰)ことの証となる
2.イラクディナールに「国際為替レートが必要となる」ことを意味している
アラブ首長国連邦のアブダビ証券取引所(ADX)のデジタル取引プラットフォームと連動することになるわけですから、必然的にイラクの自国通貨(イラクディナール)が国際的に利用されるようになることが必要に。
そのためには、少なくともイラクディナールの「実行為替レート(REER)」が必要となります。
もちろん、イラクディナール(IQD)のRV(通貨価値再評価)が成され国際為替レートとして表示されることがベストとなりますので、IQDのRVが迫られていることが推察されます。
債権償還に関連した動きが活発に!?


RV(通貨価値再評価)と間接的に連動している人道的支援への資金提供(債権償還)に関する動きが活発化しています。
今月(4月)、債券償還の動きが活性化しており、債権償還の具体的な手続きに関する情報が増えています。
そんな流れの中、先日「ローマ教皇フランシスコの死去」という出来事があって以降
債権償還の手続きが具体化しつつあるのでは?
と感じるようになっています。
まあ、債権償還に関しては、今まで噂レベルの話(情報)が常に繰り返し発信されていますので、「償還手続きが始まるのでは?」といった情報はほとんど参考にはなりません。
ただ、ここまでに少しずつ、限定的な範囲で債権償還が実施されているのは、事実として理解しています。
現在の焦点は
債権償還の手続きが一気に全対象者に拡大するのがどうか
ということ。
今週末から来週にかけての動向(変化の有無)に要注目と考えています。