【Qプラン動向】サンドマン作戦状況!?米国債の売却促進
現在Qプランにおいて、「自国通貨取引」と「サンドマン作戦」という「米ドル排除」に関連した2つの計画が進められています。
目次
サンドマン作戦状況!?世界各国による米国債の売却促進
今回はQプラン上の「サンドマン作戦の進行状況」に関してお話してみたいと思います。
「サンドマン作戦」とは
米国債を保有している世界各国が保有米国債を売却することで、米国債の価値消滅。その結果として「米ドル排除」を成し遂げる
という計画です。
当初は世界の米国債保有国が同時に大量の米国債を放棄(売却)することで、「国債市場&株式市場の崩壊」へと導くことがサンドマン作戦の目的と言われていました。
ただ、現時点でも、その考え方(目的)は残っているのかもしれませんが、ここまでの推移などを踏まえて検証すると私としては「一時的な大暴落」はあったとしても、「崩壊」には至らせない形でサンドマン作戦が進められるのではと考えています。
突然の国債市場&株式市場の崩壊は一般人への被害が大きいものとなるからです。
サンドマン作戦は進行中!段階的な米国債の廃棄(売却)の促進
冒頭で述べたように、サンドマン作戦は「米ドル排除(価値消滅)」を主目的として、すでに2023年春頃から本格推進されています。
実際、先週(米国時間7月18日頃)米国財務省は、米国債/債券の上位外国人保有者が驚くべき速度で米国債を売却していることを明らかにしています。
現時点までに、少なくとも「世界の21カ国」が米国債を売却。米国債への投資資金の流れが逆転しています。(米国債売却の方が多くなる)
1)日本:5月に304憶ドルもの米国債を売却
現在、米国債保有数一位が「日本」です。
実は、そんな「日本」がサンドマン作戦を牽引する役割を担っています。着実に米国債の排除(売却)を進めており、2023年5月には
304憶ドルの米国債を売却
していたことがわかりました。
他国との比較にて、この金額(米国債売却量)は断トツ一位となっています。(※日本もQプランに参加中ということです。)
2)中国:222憶ドルの米国債を売却(5月)
「中国」は「日本」と共に最大の米国債保有国でしたが、昨年8月以降、着実に米国債の排除を促進。今年5月には
222憶ドルの米国債を売却
しています。「日本」に次いで、非常に大きな米国債売却量となっています。
現在、中国では米国債保有総額が過去最低の「8015憶ドル」に近づいています。
2023年4月世界19カ国にて米国債を売却!米国証券への資金の流れが逆転
今年4月には、「日本」「中国」を含めた世界19カ国が米国債を売却。
米国証券への資金の流れが逆転(米国債の売却が上回る)
しています。
本格的に「サンドマン作戦」が始まった起点となります。因みに、米国債売却を実施している国が下記です。
・日本
・中国
・イギリス
・ベルギー
・インド
・ノルウェー
・サウジアラビア
・オランダ
・アラブ首長国連邦
・タイ
・スペイン
・オーストラリア
・フィリピン
・イスラエル
・スウェーデン
・コロンビア
・ベトナム
・イラク
・バハマ
第三位の米国債保有国である英国のような強力な米国同盟国でさえ、5月に141億ドルを売却。
4月と5月の合計で「445憶ドル」の米国債を売却しています。他の米国同盟国でも同様に米国債排除(売却)が進められています。
*オーストラリア:65憶ドルの米国債売却(5月)
*イスラエル:4月と5月に「38憶ドルの米国債」を売却
*サウジアラビア:49憶ドルの米国債売却(5月)
*UAE:12憶ドルの米国債売却(5月)
「サンドマン作戦」と「自国通貨取引」による米ドル排除(価値消滅)
「Qプランが遅延している」など、SNS上等「Qプランが思うように進んでいないのではないか?」といった感想(思い)を度々見かけています。
しかし、結論を先に言うと
Qプランは着実に推進されており、成果(結果)も確実に表れています
世の中に様々な情報が溢れているがゆえに、「適切に情報を分析・理解できていない人が多い」というだけなのではと。
具体的な情報を共有させていただいたように「サンドマン作戦」も着実に進行中。成果(米ドル排除&価値低下)も表れています。
因みに、現在「米ドル排除(価値消滅)」へ向けて
「サンドマン作戦」とBRICS諸国を中心とした「自国通貨取引(ゴールドバック通貨取引)」の2つの計画
が両輪となっています。