大きくて美しい法案（One Big Beautiful Bill Act）が上院を通過！

Qプランの進展において重要な要素となる「大きくて美しい法案（One Big Beautiful Bill Act）」が米国上院議会にて可決されました。

大きくて美しい法案（One Big Beautiful Bill Act）

トランプ大統領とイーロン・マスク氏との寸劇(笑)の対象（要因）としても知られるようになった「大きくて美しい法案（One Big Beautiful Bill Act）」が米国上院議会で可決されました。

上院議会での本番投票では賛成50票、反対50票となったことでJDバンス副大統領の権限を行使する形での僅差での可決となっています。

当該法案には、Ｑプラン上の胆となる要素が多く組み込まれているのが特徴。様々な要素がありますが、例えば下記のような要素が含まれています。

連邦税の大幅な引き下げ

国防総省や国境警備機関への予算増額

メディケイド（低所得者向け医療保険）などの社会保障支出の削減

再生可能エネルギー関連の税控除の見直しや制限

Qプランの視点から最も注目されているのが

「大きくて美しい法案（One Big Beautiful Bill Act）」にRV（通貨価値再評価）関連の要素が含まれている（と考えられている）

ということです。

簡単に言うと、当該法案が最終可決されることにより、RV（通貨価値再評価）が具現化される可能性があると考えられています。

そこにも複数の要素が存在していると思われますが、特に注目されているのが「米国の暗号（通貨）市場に重大な影響と進展を与える可能性」です。

まず、「大きくて美しい法案（One Big Beautiful Bill Act）」が最終可決に至ることによって、現在進行中の2つの主要な暗号法案であるGENIUS法案とCLARITY法案の統合が進展。

ステーブルコインの枠組み(GENIUS法)とデジタル資産の市場構造の明確化(CLARITY法)を確立する法案が同時に可決・具現化されるのではと考えられています。

資産（GOLDなど）裏付け暗号通貨（ステーブルコイン）はRV（通貨価値再評価）を成す上で必要不可欠なピースとなっています。その枠組みが作られ、位置づけが明確化されることは、RV（通貨価値再評価）の実行に繋がるものと考えられます。

もともと「大きくて美しい法案（One Big Beautiful Bill Act）」の最終可決を「米国時間7月4日までに」と言われていましたので、かなり迅速に進められていることがわかります。

今後はまず両院協議会（必要な場合）上院での可決内容に下院との相違がある場合、両院協議会で調整が行われます。ただし、今回は上院での修正が最小限だったため、協議会を経ずに進む可能性がありそうです。

問題なければ、大統領署名（2025年7月上旬〜中旬）へと移行。トランプ大統領はこの法案を強く支持しており、7月4日の独立記念日前後に署名・成立させる意向があると考えられています。

法案の多くの条項は2026年1月1日から施行される予定となっています。ただし、税制や社会保障の一部は2025年内に段階的に適用される見込みです。

Posted by Baum