「GCR/RV関連情報」イラク国内動向!外国為替取引の仕組み改革の動き!?

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イラク国内動向!外国為替取引の仕組み改革の動き!?

イラクの表舞台ではイラクディナールRV(通貨価値再評価)へ向けて、様々な金融・為替制度&仕組みの改革を進めています。

イラク国内での外国為替取引の仕組み改革の動き!?

イラク国内での外国為替取引の仕組み改革の動き!?

イラクは湾岸戦争以降、米国(DS)による制裁(迫害)によって、世界経済市場&世界金融市場から排除されてきました。

そんなイラクにおいてRV(通貨価値再評価)を実施するためには

世界経済市場(貿易)への復帰

世界金融市場への復帰

を成すことが必要不可欠な最優先要素(条件)となっています。

ですから、イラクは必死に「米国(ワシントン、財務省など)」「WTO(世界貿易機構)」「世界の金融機関」などと会談・調整を繰り返し実施。現在では概ね回復を遂げた(復帰の扉を開いた)と言える状況となっています。

上記2要素と共に、もうひとつ重要な要素(世界市場への復帰に向けた課題)となっているのが

外国為替システム&金融システムの大改革

です。

長年、世界市場から排除されてきイラクでは、独自の習慣に基づいた経済・金融・貿易システムが形作られてきました。ただ、世界市場への復帰を果たすためには、世界共通のシステム(経済・金融・貿易)を獲得・転換することが必須条件となります。

特に海外(他国)との直接取引が対象となる上記2要素(外国為替システム・金融システム)を世界基準の新システムへと移行することが重要に。

現在、イラクでは

世界基準の外国為替システム・金融システムへの移行

が急ぎ進められています。

正直、イラク国内での外国為替システム・金融システムが今までどんな状態(内容)だったのか、現時点で何が未達成なのかなどは知る由がありません。(苦笑)

ここまでの推移を見るとイラク政府・イラク中央銀行(CBI)も最初から全容がわかっているわけではなく、改革(新システムへの移行)をしながら、課題を見つけては克服へ向けて取り組む・・・といった流れで改革推進しているものと思われます。

ゆえに、何度も「●●期間中にイラクディナールのRVが実施されるかも」「また、延期となった?」などの情報が繰り返し発信されてきているわけですが、それはまわりの人々(RVを心待ちにしている人々)が勝手に言っている(推察)だけの出来事に過ぎないわけです。(苦笑)

実体を見る限り、現時点でイラク(政府・CBI)は

今すぐにでもイラクディナールのRV(為替レート変更、新しい低額紙幣の発行)を実施して、イラク国民を豊かにしたい

と考えている・・・私はそのように感じています。(課題が無くなれば、RV実施に踏み切るということです)

イラク国内の証券会社に国際証券取引所での株式取引を認可する可能性を示唆!?

イラク国内の証券会社に国際証券取引所での株式取引を認可する可能性を示唆!?

イラク国内での外国為替取引システム改革の一環として、先日イラク証券委員会のファイサル・アルハイムス委員長から下記のような話がありました。

当局(イラク証券委員会)がイラク国内の証券会社に国際証券取引所での株式取引を認可する可能性を検討している

といった内容です。

因みに「外国為替」は、上場投資商品(ETP)と上場投資信託(ETN)を通じて「株式」にて販売されています。

外国為替市場にてグローバルな取引所(国際証券取引所)で取引する証券会社にライセンス(取引許可)を与えることは、企業が外国為替市場で活動できるようにするために必要なプロセスと言われています。

ライセンス(取引許可)を得るためには、各証券会社が

グローバルな金融基準

国際的なデジタル規制(規範)

に沿っていることが条件に。

当該要素が具現化されることも

イラクディナールのRV(為替レート変更)を実施するための必要な要素(世界市場にて外国為替取引を行えるようにする)

となると考えられます。