注目のGCR/RV関連トピックス!?2025年5月版

2025年5月のGCR/RV関連トピックスを共有させていただきます。主にGCR/RVの進展に繋がりそうな出来事を取り上げます。
目次
2025年5月版!気になるGCR/RV関連TOPICS


日本時間5月16日:米国ステーブルコイン法案(GENIUS法)動向!?


現在、GCR/RV進展の鍵を握っているのが米国で審議・推進されている
ステーブルコイン法案:GENIUS法(Guiding and Establishing National Innovation for US Stablecoins Act)
です。
GESARA要素(GCR/RVなど)を実現するためには、新しい金融システムへの移行が必須であり、その新しい金融システムの骨格を成すのが「ステーブルコイン(RLUSDなど)」です。
そしてステーブルコイン(RLUSDなど)を安全&合法的に新金融システムの一要素として世界に広めるためには、ステーブルコインの安全性&合法性を担保するための法基準・規制が必要となるからです。
現在、米国下院を通過したステーブルコイン法(GENIUS法)は米国上院で審議・可決へ向けた準備が進められています。
米国上院議員の発言などを踏まえると
米国時間5月26日までに可決できるように進められている(可決目標日)
とのこと。
今後のステーブルコイン法(GENIUS法)動向に要注目となります。
日本時間5月14日:イラン中央銀行の注目発言!


先日(現地時間5月12日)、イラン中央銀行がRV(通貨価値再評価)と関連性の高い注目発言をいたしました。それが
自国通貨(イランリヤル)から4つのゼロを削除することは、今年の作業計画の中心にあります
といった内容です。
通貨価値が抑制されている通貨にてRV(通貨価値再評価)を行う時には「通貨単位の切り下げ(デノミ)」が必要不可欠な要素となります。
RV(通貨価値再評価)において、最も注目されているイラクの自国通貨(イラクディナール)に関しても数年前から通貨単位の切り下げ&新低額紙幣の導入がイラク政府とイラク中央銀行から繰り返し公報されています。
今回、イランにおいてもイラク中央銀行から公式に 通貨単位の切り下げが優先順位の高い施策となっていることが発表されたということは
イランリヤルのRV(通貨価値再評価)
が表舞台に顕在化したことを示すこととなります。
表舞台においては、イランの核開発問題が取りざたされている状況での今回の発言。おそらくは裏舞台で調整されていたRV(通貨価値再評価)に大きな進展があったものと推察しています。
日本時間5月5日:イラクが米国内で初の銀行立ち上げへ


今後のイラク・ディナール(IQD)動向に大きな影響を与える出来事(発表)がありました。それが・・。
米国とイラクの金融関係を強化する動きとして、イラクは米国で最初の銀行を正式に立ち上げることを発表した
ことです。
イラク中央銀行と米国財務省が支援するこの画期的な出来事は、イラクディナール(IQD)の取り扱い方法(保管・通貨交換など)に革命をもたらし、通貨を保有する人々に新たな機会を提供することになります。
「Qプランに関連した通貨交換」には、長年の間、ひとつの問題点(リスク)が存在していました。それが
サードパーティの仲介者の存在(詐欺の温床)
です。
今回の出来事(米国内に公式なイラクの銀行を立ち上げ)は、イラクディナール(IQD)を米ドル(USD)へ変換するにあたり、詐欺に遭遇するリスクを排除。安全で合法的なチャネル(仕組み)を提供することが目的となっていると考えられます。
直接交換(通貨交換)を促進。中間業者を排除し、安全な通貨交換オプションを提供する
ための動きだということです。
また、イラクの銀行ですので、イラクディナールでの預金に対応できるのではと思われます。所持しているイラクディナールを安全に保管する手段(預金)ともなるのではと推察しています。
イラクディナールの通貨交換へ向けた、重要な進展と感じています。