注目のGCR/RV関連トピックス!?2025年3月版

2025年・・早くも3月を迎えています。今月の「GCR/RV関連TOPICS」を共有させていただきます。
目次
2025年3月版!気になるGCR/RV関連TOPICS


日本時間3月3日:イラク国内注目の3つの動き!?


イラク国内では、イラクディナールのRV(通貨価値再評価)を具現化するために必要な各種金融改革が進められています。
そんな金融改革に関連した重要な2つの出来事と政治的な動きとして気になる1つの出来事がありました。いずれも、イラク国内でのGCR/RV促進へ繋がる要素として捉えています。
1)イラク電子決済システムがグローバルネットワークへ接続!?
イラクの電子決済システムをグローバルな決済ネットワークにリンクすることで、国際的な統合を達成した。
先週、イラク中央銀行(CBI)から上記のような発表がありました。
具体的には外国の電子決済カードをイラク国内で利用可能に。そして、イラクの電子決済カードを国際的に利用可能とする環境が整ったということです。
これは、イラクディナールのRV(通貨価値再評価)を行う上で必要な「イラクの国際化」の一環となる要素。イラク国内でのGCR/RVが前進したことを示しています。
2)イラク国内でのデジタル通貨創設
イラク中央銀行(CBI)が中央銀行との取引にて紙幣に代わるデジタル通貨を創設する計画である
イラク中央銀行(CBI)のアリ・アル・アラク総裁から上記のような計画が発表されています。現時点では具体的な情報(詳細な内容)が無いため、どのような性質のデジタル通貨となるのかはわかっていません。
ただ、いずれにしてもGCR/RV改革に繋がる要素に。内容によっては、イラクディナールのRV(為替レート変更)と直接的な関連性を有する要素となる可能性もあるのではと考えています。
3)イラクのムスタファ・アル・カディミ元首相がバクダッド(イラク)に帰国
サウジアラビアへ逃亡・避難中?のイラクのムスタファ・アル・カディミ元首相がバクダッド(イラク)に帰国
そんな動き(情報)が確認されています。
ムスタファ・アル・カディミ元首相にとっては、まだまだ現在のイラクでは治安上の脅威が存在している状況。それにもかかわらず、このタイミングで帰国したことには、何かしら重要な意味・目的があると考えられています。
現時点では、その理由など関連情報はありませんので、今後の推移を注視・観察。どのようなストーリー(流れ)が展開されていくのかに注目しておきたいと思っています。