「金融システム改革」TOPICS!2025年11月版

GESARA社会へ向けて進行中の「金融システム改革」に関連したトピックス(11月版)を共有させていただきます。
日本の“メガバンク×ステーブルコイン”実証実験を開始!?日本政府が後押しへ


新政権が誕生した日本にて、いよいよ国(日本政府)のバックアップによる新金融システム改革が始まることに。
昨日(11月7日)片山さつき金融担当大臣(金融庁担当)が閣議後の記者会見で、国内主要銀行とフィンテック事業者が進めるステーブルコイン発行の実証実験に対し、金融庁が支援を行う体制を整えたと発表しました。
金融庁は、決済分野に特化した新たな支援枠「決済高度化プロジェクト(PIP)(Payment Innovation Project)」を立ち上げ、今回のステーブルコイン実証実験をその第1号支援案件と位置づけています。
当該枠組みにて
ブロックチェーン技術・関連法令・海外動向といった課題を、実証実験段階から監督・支援する体制を取る
とのことです。
実証実験の内容:3メガバンク+フィンテック企業で共同発行


ステーブルコイン実証実験の主な構成は下記のような内容となっています。
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の「3メガバンク」が共同でステーブルコインを発行。
Progmat(プログマ)等の技術提供企業も参画。
スキームは「信託型ステーブルコイン」。つまり、銀行グループのうち一行が信託受託者となり、預かった資金を信託財産として管理する枠組みを想定。
今回はまず「円建て」ステーブルコインを想定。将来的には「米ドル建て」などの外貨建ても視野にあるようです。
実証対象として、特に「クロスボーダー決済(海外拠点との送金・海外子会社間決済)」の用途に活用することが想定されています。
今後の見通し(スケジュールなど)


実証実験は 11月中に開始 される見込みと報じられており、早ければ 今年度(2025年度)内の実用化 を目指したい意向があるようです。
実験の終了・検証後には、法令・監督上の論点(たとえば、送金上限規制、資産裏付け・信託管理、マネーロンダリング・資金洗浄対策など)を整理し、公表する予定となっています。
Qプラン視点のまとめ


現在、日本では世界規模の 「XRP(RLUSD)」 による新金融システムをSBIホールディングスが中心となって推進しています。
今回、発表された「ステーブルコイン実証実験」がXRPによる新金融システムとどのような関係性を持つようになるのかに注目しておきたいと思います。
いずれにしても、今回の計画はGESARA要素の進展を意味する重要な出来事となります。










